土岐
今日はよろしくお願いします。
初めに、黒川さんの起業のきっかけを教えていただけますか?
黒川
元々は公務員で、郵政省と総務省におりました。
ちょうどバブルが崩壊した時、父親が不動産業をしていてバブルと一緒に崩壊したので、
安定した仕事に就いてほしいということで、公務員を選びました。
しばらくすると、自分の50歳の時の給与がなんとなくわかり面白くないなと思ったんです。
先が見えすぎているのと、当時銀行員の奥さんより給料が少なかったこともあり、自分で何かをやりたいなと思っていました。
初めは司法書士の勉強を始めたのですが、私は教育学部だったので畑違いの勉強に難航して、1点足りずに落ちたんです。
せっかく法律の勉強をしたので、行政書士の資格を取りました。
そして前に郵政省にいた時に貯金の知識があったので、FPの資格をとってFPを始めました。
しかしそれにはあまり合わず、コーチングを学んだりしたけれど、ハマるものがなかったんです。
その時ちょうどご縁があって、10年前の長倉さん・原田さんの「スーパープロデューサー養成講座」を受けました。
人のサポートをするプロデューサーポジションの生き方があるということに気がついて、WEBの事業にシフトしました。それが本当の起業だったと思います。
2014年頃から、コンサルやプロデューサ的な仕事をし始めました。
土岐
そうなのですね。
黒川さんはいろんなことができる印象があります。
最初はプロデューサーをしていたのですか?
黒川
そうですね。ファイナンシャルプランナーや、PCのメンテナンスもしていました。
そこから前の会社のWebマーケティング会社の代表に出会い、ファントレに入って起業家のコンサルタントとしてSNSやメルマガ、ブログを教えていました。
会社が大きくなるタイミングで、石川県から東京に出てきました。
社員だけど個人事業主の集合体のような形で、6年ほどWEBのコンサルとして働いていました。
今をときめく、すごい先生方の裏方をしていたという感じですね。
時代に合う新しい提案をしていきたい|黒川光智 -目次-