次世代Princessを、国内から世界へ創出・輩出したい|白鳥音々 -目次-
仁蓉
本日はよろしくお願いします。
まずはじめに、起業したきっかけを教えてください。
白鳥
私は元々は超安定志向で、起業なんて程遠いと思っていたんです。大手企業で人事採用の仕事をしつつ、当時関東最大級のキラキラキャリア女子サークルの初代代表をさせていただくことになり、その時の周囲からの刺激や経験値が自分の起業の後押しにもなっているかなと思います。
仁蓉
どのようなサークルなのですか?
白鳥
キラキラのキャリアを応援しようというコンセプトで、女子大生から30代くらいの女性が集まり、イベントも定期的に企画運営していました。メンバーは既に起業している人から副業をしている、してみたい人、学生さんなど、意識の高いメンバーが集まっていましたね。
仁蓉
なるほど。そういうものがあったんですね。
白鳥
そうなんです!
当時からOL業の傍ら、女性のキャリア相談に乗ったり、メンバーとイベントを作り上げたり、日々社長さんに活動認知のご挨拶周りをしたり…ということを経験する中、「私でも出来るんだ!」という発見と同時に「こういうことが好きでやりたいことかも!」と改めてやりがいを感じるようになっていきました。
そしてこのサークルは、私が立ち上げたというよりも、プロデューサーの男性が既にいらっしゃる中で、初代代表に選んでいただいた形でもありました。
ゆえに、時には私に決定権がもらえないことなど、少しの不自由さを感じることもやはり0ではなく、いずれ自分で1からコミュニティーを作りたいと思うようになりました。
もちろん、私の可能性を見て任せてくださった当時のプロデューサーには感謝でしかないのですが!
そして、2020年1月に自分のオンラインサロン「プリンセスオーラサロン」を立上げました。
このオンラインサロンは、会社員の傍らで楽しく挑戦する程度に当初考えていたのですが、オープンのタイミングでどこからか「自分にしかできない仕事」という言葉が降ってきたんです(笑)
当時の大手ITゲーム企業人事の仕事は、周囲も優秀な方ばかりで採用の一連を任せて頂いたりと、とてもやりがいある楽しい会社員生活ではあったのですが、私でなくても出来る仕事だなと思ってしまったのです。そこで、全く計画的ではないのですが(笑)勢い余って3ヶ月後の3末退職を決めてしまいました。
ノープランと言っても、元々「バレエ×ピラティス」の講師資格を持っており、社内で部活動にしてレッスンもさせて頂いていたので、漠然とそれを主軸に、と考えていました。
まさかの退職が決まってフリーになった瞬間、見事にコロナと重なりまさかのレッスン始動ができなくなってしまったのですが…
仁蓉
現在の事業内容を教えてください。
白鳥
「職業 Princess」として、日頃活動をさせていただいているのですが、メイン事業は、女性の自立支援のコンサルやイベント事業になります。
私が掲げている「次世代Princess」像とは、いつか眠っていたらという古典的受け身なPrincessではなく「自らチャンスを掴み取れる自立した女性像」としていて、金銭的にも心理的にも豊かな女性輩出すべく、コンサルやイベントの企画運営等行っています。
仁蓉
音々さんのコミュニティーについても、少し教えていただけますか?
白鳥
ありがとうございます。
次世代のPrincessを輩出すべく、1対1のコンサルではなく、一緒に輩出するプロデューサーをコンサル育成しながら、Princessの輪を一緒に広げていくコミュニティー形式で、運営しています。
まさに、私の大好きなディズニーランドをオマージュするように、愛が溢れ安心安全な、一見キラキラと見えつつも裏ではしっかりと設計構築された世界観を作り込んでいます。
女性は、感覚的な感性にとても長けている一方、ロジック的なビジネスセンスに弱い傾向があると思っていて、そこを解消すべく、マネタイズがうまくいかない・もしくは一人では不安という愛ある起業家さんにプロデューサーとしてお集まりいただき、私の用意するスキームに当てはめることで、より個々の得意が広まり、クライアント様に価値提供できるような仕組みをご用意しています。
国内外にもいらっしゃるPrincessコースのメンバーさんも、続々と自分の内なる声を開放して輝いていらっしゃいます。
昨年秋からの立上げで30名ものメンバーさんがいてくださっていますが、皆さん声を揃えて「心理的にも安心安全の居場所・仲間」という付加価値を喜んでくださっています。
仁蓉
サードプレイスのような感じですね。
白鳥
はい!まさに私も「サードプレイス」という言葉をよく使っています。
他にも、私のコミュニティー強みは、私自身の強みでもあるイベント回数が圧倒的に多いことです。2024年も50〜100名規模のイベントを各地で4回開催。その運営を通じて、メンバーも大きく成長されていますね。
1つのプロジェクトを通してメンバーだけでなく、家族にも!成長や絆が生まれ、我ながら誇りのメンバー達のお陰で、次世代型コミュニティーが形成されています。
仁蓉
すごいですね。よくわかりました。
では次に、FEAや女性起業家について、音々さんが思うことを教えてください。
白鳥
私自身、女性支援というのは長い間ずっと関わってきて、好きでやりたいことでもありましたし、私のコミュニティも、「戦う」ではなくて「共存」というコンセプトで作っているので、まさにFEAの1万人プロジェクトで共存の仕組みを作ってくださっているというのは、私のやりたい世界観だなと思いました。またそれを、私の何十歩も先を行っている皆さんが作っているなんて、本当に素敵だなと尊敬しております。
仁蓉
ありがとうございます。
女性起業家の未来や、音々さんの夢はありますか?
白鳥
「女性だから…」「男性に比べて…」など、ネガティブな発言もちらほら聞こえてくるのですが、私自信は「女性だから不利」とはあまり思っていません。むしろチャンスだと思っています。
たしかに独立当初は、「Princessでは…」「キラキラ女子」と笑われることもありましたが、行動を止めず成果に繋げることで、今では男性経営者も皆さんが揃って応援くださるようになりました。
今や、女性起業家さんが既に増え活躍している中、私はワクワクの未来しかないと思っていますし、そこをリードしていくのが私自身のコミュニティであり、そしてその先のFEAであると思っています。
仁蓉
わかりました。
本日はありがとうございました。