2025年6月3日、大阪・関西万博会場にて、女性起業家支援協会(FEA)は、女性起業家向けの体験型ネットワーキングイベント「万博体験×ビジネス交流」を開催いたしました。来場者10名は、世界各国の文化や先端技術に触れながら、深く実りあるリアルな交流を体験しました。
万博で女性起業家が「共創」体験|リアルな交流から生まれる信頼とつながり -目次-
【イベントの目的と開催背景】
現在、ビジネス交流はオンラインが主流となっていますが、起業家の成長には、情報交換や信頼できるネットワーク形成が欠かせません。本イベントでは、万博の多様な展示・文化・未来技術に触れながら、自然な形で対話が生まれる環境を設計。リアルで共に同じ体験をすることで、従来の名刺交換型交流とは異なる深いつながりを育みました。
【当日の様子(スケジュールと現場の雰囲気)】
当日は11:00に万博会場へ集合。
午前中は自由にパビリオンを巡り、150を超える国と地域の展示を体験しました。ランチには話題の近畿大学水産研究所が提供する「近大マグロランチ」に舌鼓を打ち、夕方からディナーと、ゆるやかでありながら密度の濃い交流が続きました。
雨模様の中でも、食や文化をシェアし合う中で自然と会話が生まれ、まよさんがミャクミャク焼きや各国料理を配ってくれる場面も。LINEオープンチャットでのリアルタイムなやり取りも活発で、場の一体感を高めていました。単なるビジネストークではない「本音の対話」につながり、自然と今後のコラボレーションの話題へと発展しました。
【参加者の声・反響】
イベント終了後、参加者からはリアルならではの交流の価値を実感する声が多数寄せられました。以下は、その一部を抜粋したものです。
◆「大人の修学旅行」のような体験に
「大人の修学旅行気分でワイワイできたのは楽しかった!1人だと無理だってこともみんなのおかげで出来ることもあるよね。」
◆ 世界を“ぎゅっと”体験できる一日
「全世界の国に行ったら数千万と何ヶ月もかかるけど、これを数千円の1日でぎゅっと楽しめる!今だけの一大イベント。スイス、台湾、スリランカ、スペインなど、いつか、気になる国は現地にも行ってみたいと思います。」
◆ 雨の中だからこそ深まったつながり
「まよさんがミャクミャク焼きや各国料理をみんなに分けてくれてすごく美味しかったです!雨でしたが、みんなでわいわいお喋りしながら巡ることができました!」
◆ 異文化体験が生む、視野の広がり
「もっとも人気のパビリオンは、多分イタリア。待ち時間が6時間!!!中には聞いたこともないような小さい国々もあり、現地の方も民族衣装でお出迎え。世界の広さとダイバーシティをまざまざと感じました。」
イベントを通じて、「五感で体験するからこそ得られる学びや信頼」が多くの参加者に実感されており、ビジネス交流の新たな形としての可能性が見えてきました。
【成果と今後の展望】
オンラインでのやり取りが当たり前となった今、偶発的な会話や体験を通じて関係性が深まる“リアルな交流”の価値が、女性起業家の間で再評価されています。女性起業家支援協会(FEA)では、「体験を共有することで信頼が深まる」ことに着目し、リアルとオンラインを組み合わせたネットワークづくりを推進しています。
今回開催された万博交流イベントでは、展示を共に巡り、食事を交えながら自然な対話が生まれ、情報交換にとどまらない深いつながりが育まれました。実際の体験を通じた交流により、新たなコラボレーションやビジネスの可能性もいくつか芽生え、信頼に根ざしたネットワークの有効性が実証されました。
今後もFEAは、女性起業家が安心してつながり、実務にも活かせるコミュニティの構築を目指してまいります。次回は2025年7月、ギール里映さん主催による交流イベントを予定。さらなる広がりと深化を目指すFEAの取り組みに、どうぞご期待ください。