こんにちは、仁蓉まよです。
私は助産師として医療現場に立ちながら、婚活・キャリア・福祉・ファッションの分野でも女性の意思決定を支援してきました。そのなかで常に感じるのは、妊娠や出産を考える前から「自分の身体を知ること」が、女性の人生戦略において欠かせない基盤になるということです。
プレコンセプションケア(妊娠前からの健康管理)は、医療だけでなく「教育」として社会に広がるべきだと考えています。
「知識不足」が人生の選択肢を狭める
私が多くの女性たちと関わってきて痛感するのは、妊娠・出産に関する知識が「結婚してから」あるいは「不妊治療を始めてから」初めて身につくケースが多いという現実です。
生理周期や卵子の加齢変化、ライフステージに応じた健康管理など、正しい情報が早期に届いていれば、本来はもっと広い選択肢を描けたはずなのです。
「未来の自分」への投資としての学び
プレコンセプションケアは、単なる医療的チェックではありません。
自分の身体の仕組みや、ライフデザインに関わるリスクを学ぶことは、未来の自分への投資です。キャリア形成、パートナーシップ、経済設計──すべてがつながっているからこそ、「身体の知識」を教育の一部として位置づける必要があるのです。
教育としての普及が社会を変える
学校教育や企業研修のなかにプレコンセプションケアを取り入れることは、社会課題の解決にも直結します。
晩婚化・少子化の背景には「知らなかったから準備できなかった」という声が多く存在しています。知識を早く届けることで、個人の選択肢を広げ、結果的に社会の持続可能性を高めることにもつながるのです。
「学ぶ力」が女性の自立を支える
プレコンセプションケアを教育として捉えると、その本質は「学ぶ力」にあります。
医療者や行政が情報を一方的に与えるのではなく、女性自身が主体的に学び、考え、決める力を養うこと。これこそが本当の自立であり、未来を切り拓くための大きな武器になるのです。
