目次
離婚して母子世帯になった家庭で、元夫からの養育費を「今も受け取っている」のは、28.1%。
「一度も受け取ったことがない」は、56.9%。半分以上です。
(出典:厚生労働省「令和3年度全国ひとり親世帯等調査結果報告」2022年)
なのに、世の中ではなんとなく「離婚したら、養育費はもらえるもの」と思われている。
え、どういうこと?
もらえないほうが、多数派なんですよ。
実は私も、その多数派でした。
38歳で離婚して、両親と娘2人、5人分の暮らしを私の稼ぎで支えていた時期があります。元夫からの養育費は、ずっとゼロのままでした。
じゃあ、苦労した、かわいそうな話かというと、そういう話を書きたいわけじゃないんです。
では、もうひとつの定番、「シングルマザーは働けない」「どうせ稼げない」はどうか。
同じ国の調査をめくっていくと、こっちも見事に予想を裏切ってきました。
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シングルマザーの9割近くは、もう働いている。
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働いていないんじゃない。働いているのに、稼ぎにくい形にはまりやすい。問題は、そっちだったんです。
ちょっとだけ自己紹介を。私は今、在宅で働く人たちに仕事をお願いする側の経営者です。
人に頼んでお支払いしてきた仕事を全部足すと、3億5,000万円くらい。
※金額は、私の会社から実際にお支払いしてきた概算です。
頼む側の席に座っていると、「家庭の事情」と「稼ぐ力」は、まったく別のものだとよく分かります。私自身、シングルマザーのスタッフさんに助けてもらっている一人です。
養育費の数字と、シングルマザーの働き方の数字を見たあとで、養育費ゼロでも詰まないための、家計の「5本の柱」の作り方を書いていきます。
読んでほしいのは、子育てしながら一人で家計を支えている人。「もし一人になったら、私は子どもを養えるんだろうか」と、ふと不安になる人にも。
読み終わるころにご自分の家計の柱を数えられるよう、書き込み用のシートも最後に置いておきます。
本編に入る前に、子育てしながら家でできる仕事にどんなものがあるのかを知りたい方へ。
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1|養育費を今も受け取れているのは、3割以下
もらえている人は、少数派
冒頭の数字は、国がおおむね5年ごとに行っている「全国ひとり親世帯等調査」です。いちばん新しいのは、2021年11月時点の調査。
離婚で母子世帯になった家庭に、元夫からの養育費をどう受け取っているかを聞いています。
・今も受けている:28.1%
・受けたことはあるが、今は受けていない:14.2%
・受けたことがない:56.9%
(出典:厚生労働省「令和3年度全国ひとり親世帯等調査結果報告」2022年)
今もらえている人は、だいたい3〜4人に1人。
途中で止まった人まで足しても、受け取った経験があるのは4割ちょっとです。
「養育費をもらえない私は、運が悪い」と思っていたら、それ、多数派です。
そもそも、取り決めをしていない
同じ調査で、養育費の取り決めをしている母子世帯は46.7%。半分に届いていません。
取り決めをしていない「最も大きな理由」は、「相手と関わりたくない」が34.5%でいちばん多く、次が「相手に支払う意思がないと思った」15.3%、「相手に支払う能力がないと思った」14.7%でした。
(出典:厚生労働省「令和3年度全国ひとり親世帯等調査結果報告」2022年)
ここ、ちょっと立ち止まりたいところです。
養育費の話って、「払わない元夫がひどい」で終わりがちなんですよね。
でも数字を見ると、それだけじゃない。関わらないことを選んだ人もいるし、払えないだろうと判断した人もいるし、交渉そのものがしんどかった人もいる。
離婚の事情は家庭の数だけあって、どれが正解という話じゃないんです。
ちなみに、受け取っている(受け取ったことがある)世帯のうち、金額が決まっている世帯の平均月額は50,485円でした。
月5万円。もちろん、ありがたい金額です。
でも、子どもが大きくなるまでの家計を、この1本だけで支えるのは、正直むずかしい。
制度も少しずつ変わっている
2026年4月1日から、離婚後の子どもの養育に関する改正民法が施行されました。
その中に、離婚のときに取り決めがなくても、子ども1人あたり月2万円の「法定養育費」という仕組みがあります。
ただ、法務大臣の会見では、これは「取決めがされるまでの暫定的・補充的なもの」と説明されていて、施行日より前に離婚した場合には適用されません。
(出典:法務省「法務大臣閣議後記者会見の概要」2025年11月28日/法務省民事局「民法等の一部を改正する法律の施行期日について」2025年)
制度が整っていくのは、本当にいいこと。
そのうえで、家計の柱を、相手からの振込にあずけたままにしない。この視点は、制度がどう変わっても、持っておいて損はないと思っています。
2|シングルマザーの9割近くは、もう働いている
「働けない」は本当?
次の思い込みは、「シングルマザーは働けない」。
同じ調査で、母子世帯の母のうち、働いている人は86.3%でした。
母子世帯になる前に働いていた人は78.8%。一人になってから働き始めた人も、けっこういるんです。
(出典:厚生労働省「令和3年度全国ひとり親世帯等調査結果報告」2022年)
働いている人のうち、「正規の職員・従業員」は48.8%、「パート・アルバイト等」は38.8%、「自営業」は5.0%。
働けない、どころか、ほとんどの人がもう働いている。
じゃあ、なんでこんなにしんどいのか。
働いているのに、収入が伸びにくい
母子世帯の母自身の、1年間の平均就労収入は236万円(2020年の1年間)。
働いている母を働き方別に見ると、正規の職員・従業員は344万円、パート・アルバイト等は150万円でした。
(出典:厚生労働省「令和3年度全国ひとり親世帯等調査結果報告」2022年)
同じ「働いている」でも、2倍以上の差。
子どもの急な発熱、学校の行事、保育園のお迎え。時間の融通がききやすい仕事を選ぶと、パートや短い時間の仕事になりやすい。そうすると、収入が伸びにくい。
これ、本人のがんばりが足りないんじゃないんです。
「時間を自由にできる仕事は、安い仕事」。この組み合わせに、はまりやすいって話なんですよね。
仕事の「中身」でも、収入が変わる
もうひとつ、おもしろいデータがあります。
働いている母の就労収入を、仕事の内容別に見ると、「専門的・技術的職業」が359万円、「事務」が271万円、「サービス職業」が199万円、「販売」が183万円。
(出典:厚生労働省「令和3年度全国ひとり親世帯等調査結果報告」2022年)
同じように働いていても、何をしているかで、年収にこれだけの開きが出る。
ここ、あとで大事になってくるので、ちょっとだけ覚えておいてください。
「ひとり親世帯の貧困率44.7%」の読み方
今年7月に公表された、別の国の調査も見てみます。
子どもがいる現役世帯のうち、大人が一人の世帯の相対的貧困率は44.7%。大人が二人以上の世帯は6.7%でした(2024年の所得)。
相対的貧困率は、世帯の人数で調整した手取りの所得が、真ん中の人の半分(2024年は138万円)に届かない人の割合のことです。
(出典:厚生労働省「2025(令和7)年国民生活基礎調査の概況」2026年)
44.7%と6.7%。数字だけ見ると、ため息が出ます。
でも、ここまでの数字を並べると、見え方が変わりませんか?
9割近くが働いている。それでも収入は伸びにくい。養育費は、もらえていない人のほうが多い。
これは「シングルマザーががんばっていない」数字じゃなくて、仕組みの数字なんです。
今ある不幸な現実は、だいたいが、仕組みがうまくいっていないから起きている。シングルマザーの貧困も、そのひとつだと私は思っています。
3|養育費ゼロで、両親と娘2人を養っていた
数字の話はいったん置いて、私の通帳の話をします。
38歳、娘は4歳と1歳
離婚が成立したのは、8月の終わり。私は38歳、娘たちは4歳と1歳でした。
離婚の理由を一言でいうと、価値観の違い。
どちらが悪いというより、向いている方向がそもそも違った。今振り返っても、そう思います。
養育費は、ゼロでした。
とはいえ、結婚していた頃から家計の多くは私が担っていたので、お金の流れそのものは、離婚の前後でそこまで変わりませんでした。
両親を呼んで、家事育児の8割を頼んだ
変わったのは、手が足りないこと。
働く時間をつくろうにも、4歳と1歳を見ながらでは、家のことが回りきらない。
そこで遠方の両親に頼みこんで、近所に引っ越してきてもらいました。家賃も生活費も、全部私が持つという条件です。
家事育児は、両親に8割お願いしていました。
もはや両親が正社員で、私がたまにシフトに入るアルバイトくらいの比率です笑
さっきの調査でも、親と同居している母子世帯は24.2%。子ども以外の同居者がいる母子世帯は35.2%でした。
(出典:厚生労働省「令和3年度全国ひとり親世帯等調査結果報告」2022年)
私の場合は同居じゃなくて、近くに住んでもらう形でしたが、親を頼りながら子どもを育てているシングルマザーは、まったく珍しくないんです。
某海賊漫画の主人公も言ってます。「助けてもらわないと生きていけない自信がある」って。
あれ、シングルマザー時代の私のことかと思いました笑
そんな時期に、4か月無収入
追い打ちをかけるように、手がけていた事業のひとつが破綻します。
4か月、無収入。
両親と娘2人、5人分の生活費は、待ったなしで毎月出ていく。通帳を開くたびに、某奇妙な冒険の漫画みたいに、背後から「ゴゴゴゴ…」と効果音が聞こえていました笑
笑いごとっぽく書いていますが、正直、本当にしんどかった。不安で眠れない夜もありました。
一人で回していたら、たぶん折れていた
同じシングルマザー時代には、いいこともありました。
離婚の翌月には、仲間と婚活事業を立ち上げていました。お金もリストもないところから、SNSの集客一本で始めて、2年目の年商は1億3,000万円。
こう書くと「土岐さんは特別だから」と言われそうなんですけど、ちょっと待って。
それは私一人の力じゃないんです。家事育児の8割を両親が支えてくれて、一緒に事業をつくる仲間がいて、はじめて回っていたこと。
全部を一人で抱えていたら、4か月の無収入の時点で、たぶん心のほうが先に折れていました。
シングルマザーとしての子育ては、3年。その3年で私が学んだのは、根性じゃなくて、仕組みのことでした。
4|私が見てきた、シングルマザーの働き方
婚活事業をやっていた頃も、受講生さんの中にシングルマザーの方がたくさんいました。
いま主宰しているスクール【TPS】や勉強会にも、一人で子どもを育てている方が来てくれます。
ここでは、私が見てきた人を4人、紹介します。
①お蕎麦屋さんのアルバイトから、ライターへ
1人めは、TPSの受講生さん。
離婚後、コロナ禍でお蕎麦屋さんのアルバイトのシフトが激減。ハンドメイドは頑張っても月5万円止まり。「どうやって食べていこう」という状態でした。
受講中にライティングの講座でさらにスキルを磨いて、今はライターとして生活しています。
メルマガやLPの文章、YouTubeのタイトルや概要欄。文章を書く仕事は、子どもの頃からの夢だったそうです。
「時間にも場所にも人間関係にも縛られず、スマホかパソコンがあればできるお仕事」。そう書いてくれた感想は、読んでいて泣いちゃうやつでした。
②ほぼ家から出ない、シングルマザーのディレクター
2人めは、うちの会社がお仕事をお願いしているフリーランスの女性。彼女もシングルマザーです。
家で過ごすのが大好きで、ほぼ家から出ずに働いています。
職種はディレクター。デザインもできて、WEBページも作れて、文章もある程度書けて、人に教えることもできる。強みは、「なんでもそこそこ器用にできる」こと。
今は自分で手を動かすより、スタッフに指示を出したり、納品物をチェックしたりするのが中心です。
1つひとつの案件は5万円〜20万円くらいでも、複数のクライアントの案件を持っていて、毎月100万円程度の収入になっています。
SNSで「シンママが在宅で月収100万円」なんて文字を見たら、正直、私だって一瞬「あやしい」と身構えます。
でも彼女の場合は、器用さを「指示を出してチェックする力」に変えた結果でした。彼女が一人いるだけで、たくさんのスタッフと複数の案件が回る。頼む側からすると、手放したくない人です。
もちろん、みんながこうなるわけじゃありません。でも、さっきの「仕事の中身で収入が変わる」の、いちばん分かりやすい例だと思っています。
③紹介で仕事を受けている、オンライン秘書
3人めは、以前ご相談に来てくださった方。
中学生の娘さんを育てているシングルマザーで、養育費はゼロ。物販のコミュニティで7年学んだあと、オンライン秘書として、女性起業家さんのSNS発信やコミュニティのサポートをしていました。
お仕事は、ご紹介でもらっている。ブログやインスタも作ったけれど、そこからの集客はなかったそうです。
ご相談の中身は、「自分のキャパシティでは、もう新しい仕事を受けられない。手伝ってくれる人を見つけたい」。
分からないことがあっても気軽に聞ける相手がいない、という心細さも話してくれました。
一人で回せる限界まで来て、次はチームで、という段階でした。
④40代で、看護師になった人
4人めは、在宅ワーカーとは別の道を選んだ人。インタビューでお話を聞かせてもらいました。
離婚をきっかけに一人になったとき、工場勤務で手取りは10万円。子どももいて、不安になった。
「変えなきゃ」と思って、42歳で看護学校に入って、看護師になった方です。
家でできる仕事だけが答えじゃない。この方の話を聞いて、改めてそう思いました。
たまたま、うまくいった4人?
運がよかった4人を集めただけでしょ、と思った方もいるかもしれません。
ここで、2章の数字をもう一度。同じ働く母でも、専門的・技術的職業と販売では、年収がほぼ2倍違いました。
ライター、ディレクター、オンライン秘書、看護師。4人の話は、あの差がどこで生まれるのかを、暮らしの側から見せてくれています。
4人に共通していたのは、才能というより、「何をして働くか」を自分で選び直したこと。「今の仕事を、なんとか続けるしかない」から、一歩外に出ていました。
5|養育費ゼロでも詰まない「5本の柱」
養育費ゼロでも詰まない家計に必要なのは、「5本の柱」です。
某鬼退治漫画なら柱は9人いますが、家計の柱は5本でじゅうぶんです笑
私自身と、私が見てきた人たちがやっていたことを、5つにまとめます。
柱1:養育費は「入ったらラッキー」で家計を組む
今も受け取れているのは、28.1%。
だから家計は、養育費がゼロでも回る形で組んでおく。もし入ってきたら、子どもの将来のために取っておく。
最初から当てにしなければ、毎月の振込を待ってヤキモキしなくてすむ。心のすり減り方が、ぜんぜん違います。
柱2:頼る先を、困る前に増やす
私の場合は、両親でした。でも、誰もが親を頼れるわけじゃありません。
ファミリーサポートや一時保育、家事代行、近くに住む友だち。親じゃなくても、手を借りられる先はあります。
ポイントは、困ってから探さないこと。子どもが熱を出した朝に探しても、選ぶ余裕なんてないんですよね。
柱3:収入の入り口を、1本にしない
4か月無収入になったとき、これが身にしみました。
収入の入り口が1本だけだと、それは柱というより、綱渡りなんです笑
パートと在宅の仕事を組み合わせる。クライアントを1社に絞らない。少しずつでいいので、入り口を2本、3本にしていく。
1本が止まっても、全部は止まらない。それだけで、夜の眠り方が変わります。
柱4:仕事の「中身」で、単価を上げる
2章の、仕事の内容別の収入。覚えていますか?
時間の融通がきく仕事は安い、とは限りません。家でできて、時間の融通もきいて、専門性がそのまま単価になる仕事は、ちゃんとあります。
ライター、デザイン、WEBの裏方、ディレクター。「なんでもそこそこ器用」も、ちゃんとお金になる。
1人めの受講生さんは、アルバイトからライターへ、「何をするか」を変えたところから、生活の形が変わりました。2人めのディレクターさんは、手を動かす側から、指示とチェックの側に回ったことで、収入の桁が変わりました。
柱5:一人で抱えず、チームで働く
シングルマザーは、どうしても「全部私がやらなきゃ」になりがち。私もそうでした。
でも、一人で全部やる働き方は、子どもが熱を出した瞬間に止まります。
チームで働いていれば、誰かが代わりに回してくれる。自分は得意なことだけを持ち寄ればいい。
3人めのオンライン秘書さんが「手伝ってくれる人を見つけたい」と相談に来たのも、まさにここでした。
一人で背負える量には、限界がある。だったら、背負う人を増やせばいいんです。
6|その「シングルマザーだから」、誰が決めた?
国の数字、私の通帳、4人の働き方。
ここからは、あなたの家計簿の番です。
「離婚したら、養育費はもらえるもの」
「シングルマザーは、働けない、稼げない」
「子どもがいるから、安い仕事しか選べない」
その3行、あなたが自分で確かめて書いたものでしたか?
それとも、「養育費ありき」で誰かが書いた家計簿を、そのまま写しているだけですか?
数字で見ると、養育費はもらえていない人のほうが多い。働いている人のほうが、圧倒的に多い。そして、仕事の中身で収入は変わる。
子どもとの時間を何より優先したい時期もあるし、パートの気楽さに救われる時期もあります。どの働き方を選んでも、もちろんいい。
ただ、その家計簿の書き方を決めるのは、元夫でも世間でもなく、あなたです。
柱が何本あるかを数えてみて、それでも「今はこれでいい」とうなずけるなら、もう誰に遠慮することもありません。
7|保存用:わたしの「5本の柱」シート
ここからは書き込み欄です。下書きでいいので、手が止まらないうちに、思いつくまま埋めてみてね。
・今の収入の入り口(いくつあるか、それぞれ月いくらか):
______
・養育費がゼロでも回る、ひと月の生活費:
______
・頼れる先(家事、送り迎え、子どもが熱を出した朝):
______
・人に「ありがとう、助かった」と言われたこと、よく頼まれること:
______
・時間の融通がきいて、単価を上げられそうな仕事:
______
・一緒に組めそうな人、入れそうなチーム:
______
・1年後、家計の柱は何本になっていてほしいか:
______
書けたら、いちばん上の欄と3番目の欄を並べてみてください。
収入の入り口も、頼れる先も、1本だけになっていませんか?増やすなら、どちらからでも大丈夫です。
8|まとめ:養育費ゼロでも、詰まない
離婚した母子世帯で、養育費を今も受け取っているのは28.1%。
母子世帯の母の86.3%は、もう働いている。
それでも、働き方や仕事の中身によって、収入には大きな差がある。
養育費がもらえないのは、珍しいことじゃない。シングルマザーが働けないわけでもない。
しんどさの正体は、「時間の融通がきく仕事は安い」という組み合わせと、一人で全部背負う形のほうにありました。
養育費は当てにしすぎず、頼る先を先に増やして、収入の入り口を複数にする。仕事の中身で単価を上げて、チームで働く。
私は養育費ゼロで、両親と娘2人を養いながら、4か月の無収入も経験しました。それでも詰まなかったのは、一人で回さなかったからです。
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一人で全部、背負わなくていい。
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【出典】
・厚生労働省「令和3年度全国ひとり親世帯等調査結果報告」2022年12月(2021年11月1日時点、母子世帯2,653世帯ほかの集計。収入は2020年の1年間)
・厚生労働省「2025(令和7)年国民生活基礎調査の概況」2026年7月(貧困率は2024年の所得)
・法務省「法務大臣閣議後記者会見の概要」2025年11月28日
・法務省民事局「民法等の一部を改正する法律の施行期日について」2025年11月
