「私がやります!」
気づけば、いつもそう言っていました。
誰かにお願いするより、自分でやった方が早い。
頼むのも申し訳ないし、思い描いた仕上がりになるとも限らない。
だったら、最初から自分でやろう。
教員時代の私は、そんな風に仕事を引き受けることが当たり前になっていました。
「頼りになるね」
「ありがとう、助かった!」
そんな言葉が嬉しかった。
誰かの役に立てることが、私の喜びでもあったから。
でも、みんなが帰った後の職員室で、一人仕事をしながら涙がこぼれることもありました。
「どうして、私ばっかり…」
自分から引き受けたはずなのに、心のどこかでは誰かに気づいて欲しかったのです。
人には頼らない。
でも、誰かには分かって欲しい。
今振り返ると、そんな矛盾の中にいました。
頑張ることの奥にあったもの
責任感や、人に迷惑をかけたくないという思い。
そして、「自分がやった方がうまくいく」という気持ち。
いろいろな理由がありました。
でも、その奥には、自分が頑張ることで自分の役割や価値を確かめていた一面もありました。
もちろん、あの頃の一生懸命さも、誰かの役に立ちたかった思いも、間違いではありません。
ただ、いつの間にか「私が頑張ること」と「物事がうまくいくこと」が強く結びついていたのです。
任せることは、諦めることじゃない
誰かに任せれば、自分の思い通りにならないこともあります。
でも、自分にはない視点や発想から、一人では思いつかなかった可能性が生まれることもある。
自分の思い通りにすることと、目指す未来を実現することは、必ずしも同じではありません。
任せるとは、丸投げすることではなく、相手を信じ、それぞれの違いや強みを活かしながら、一緒に未来を創ること。
そして、自分にも「全部を背負わなくていい」という選択肢を与えることなのだと思います。
「私が頑張らなきゃ」から「私たちだから」へ
起業や新しい活動でも、企画、発信、運営と、つい何でも自分で抱え込んでしまいがちです。
でも、
「私が頑張らなきゃ!」を
「私たちだから、何ができるだろう?」
に変えてみたら、見える景色も変わります。
AIONGATEが大切にしている「共創」も、まさにそこにあります。
それぞれの経験や強み、個性を持ち寄り、互いの可能性を拓いていく。
一人では描けなかった未来を、一緒に創っていく。
それは単なる仕事の分担ではなく、互いを信じ、新しい価値を生み出すことです。
その先にある、新しい選択肢
今なら、あの頃の自分にこう伝えたい。
「一人ぼっちで頑張らなくても、大丈夫だよ」
一人で頑張ることもできる。
誰かに頼ることもできる。
誰かと一緒に創ることもできる。
大切なのは、どれが正しいかではなく、どんな未来を創りたいのかを自分で選べること。
「私が頑張らなきゃ」と思ってきたあなたへ。
これまでの頑張りを否定する必要はありません。
ただ、少しだけ今、問いかけてみませんか?
「もし、一人で頑張らなくてもいいとしたら、私は誰と、どんな未来を創っていきたいだろう?」
その問いの先に、まだ出逢っていない可能性が必ず、待っていますよ。
その自分に逢いにいってあげてくださいね。
「これ、お願いできますか?」
「これ、一緒にやりませんか?」
「困っていること、ないですか?」
さあ、今からできる小さなDOを
始めましょう!
