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医療従事者が“もう一つのキャリア軸”を育てるための現実的ステップ

医療従事者が“もう一つのキャリア軸”を育てるための現実的ステップ
大阪府 仁蓉まよ 医療従事者が“もう一つのキャリア軸”を育てるための現実的ステップ

医療の現場では、専門性が高く、日々の業務は予測できない忙しさに満ちています。
私自身、助産師として臨床に立ちながら、PR・イベント企画・福祉事業・起業支援と、多様なキャリアを歩んできましたが、そのきっかけは「この働き方だけでは、自分の人生の可能性を狭めてしまう」という小さな違和感でした。

いま、多くの医療従事者が同じように「もう一つの軸を持ちたい」と感じています。
本稿では、医療現場を離れずとも、自分の専門性と人生の自由度を広げるための“現実的で再現性のある”ステップをお伝えいたします。

ステップ1:いまの専門性を“翻訳”して棚卸しする

仁蓉まよ

医療職は高度な専門知識を持っていますが、それを“医療以外の文脈に翻訳する力”が不足しがちです。
助産師・看護師・保健師として培った「観察力」「評価力」「リスク管理」「コミュニケーション」は、実はビジネス・教育・行政において非常に価値が高いスキルです。
まずは、自分の知識・経験を「医療語」ではなく「社会語」「ビジネス語」で言い換えて棚卸しすることが、キャリアの再設計の第一歩となるのです。

ステップ2:小さな“試運転キャリア”を始める

仁蓉まよ

いきなり起業する必要はありません。
おすすめは、ボランティア・研修講師・SNS発信・オンライン講座の受講など、小さな試運転を重ねること。
臨床との二重負担にならず、かつ「社会の反応」を確認できる安全な実験場になります。
私自身も、最初は1時間の講演や小さな相談会からキャリアの幅が広がっていきました。

ステップ3:専門性を“育て直す”学びを取り入れる

仁蓉まよ

医療従事者は国家資格を取得した時点で“学び切った”感覚になりがちです。
しかし、キャリアの軸を増やすためには、医療以外の学びが圧倒的に効きます。
たとえばマーケティング、デザイン思考、データリテラシー、ファシリテーション。
これらは医療専門性と掛け合わせることで「医療+◯◯」という独自ポジションを作り出し、自分だけの価値を社会に提示できるようになります。

ステップ4:“共感資本”を積み上げる働き方に切り替える

仁蓉まよ

医療者は、患者さんの人生に深く寄り添うプロフェッショナルです。
この“共感資本”は、とくにAI時代において希少な価値になります。
SNS発信・講座・相談業務・コミュニティ運営など、共感をベースにした仕事は、医療者と非常に親和性が高い領域です。
共感力はスキルではなく「資本」です。蓄積すればするほど、キャリアの選択肢が広がっていきます。

ステップ5:小さな収益ポイントをつくり“経済軸”を育てる

仁蓉まよ

キャリア軸を増やすとき、必ずぶつかる壁が「どう収益化するか」です。
実は、いきなり大きな売上を作る必要はありません。
・オンライン講座
・単発相談
・資料販売
・講演
・SNSタイアップ
など、小さな収益ポイントを複数持つことで、生活を支える“副次的な経済軸”が生まれます。
これが、将来の独立・複業・起業の柔軟性を高めてくれます。

ステップ6:医療の“外側”に仲間をつくる

仁蓉まよ

臨床にいると、どうしても人間関係が医療従事者だけに偏りがちです。
しかし、キャリアを広げる鍵は「医療の外側の人とつながること」。
行政、企業、教育、福祉、クリエイティブ領域など、多様な視点を持つ人との対話は、自分の可能性を一気に押し広げてくれます。
私自身も、企業PR・ファッションイベント・福祉事業へと展開できたのは、医療の外に飛び出したからこそでした。

ステップ7:“臨床をやめずに広げる”という選択肢を持つ

仁蓉まよ

キャリアを増やすというと「臨床を辞めるかどうか」が焦点になりがちですが、実際には選択肢はもっと多様です。
・週1だけ臨床に残す
・産休育休の期間に軸を育てる
・夜勤の頻度を調整して学びの時間を確保する
など、臨床と外部活動を両立する働き方は、近年どんどん広がっています。
医療者でありながら、別の軸も持てる時代なのです。

ステップ8:“人生戦略”としてキャリア軸を設計する

仁蓉まよ

キャリアの軸を増やす目的は、決して収入アップだけではありません。
むしろ本質は、人生の意思決定を増やす自由を得ることにあります。
将来の働き方、家族との時間、住まい、健康、学び方ーーすべてはキャリア次第で選択肢が変わります。
医療従事者が自分の専門性を再解釈し、もう一つの軸を育てることは、“未来を選ぶ力”を取り戻す行為なのです。

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