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私は助産師として命を支える現場に立ち続ける一方で、経営者として不動産事業にも携わっています。その経験から強く感じるのは、不動産が女性の「生き方の保障」になり得るということです。結婚や出産といったライフイベントに左右されがちな女性のキャリアにとって、住まいや資産は単なる“モノ”ではなく、“人生戦略のインフラ”なのです。本稿では、不動産を通じた女性の経済的自立の可能性についてお伝えします。
「住まい」は人生の土台
住まいは単なる生活の場ではなく、働き方・学び・家族形成に直結します。とくに女性は、結婚や出産、介護といったライフイベントに応じて住環境を選び直さざるを得ないことが多いのです。そのため、自ら住まいを選択しコントロールできることは、経済的にも精神的にも大きな安心につながります。
不動産は「資産」でもある
多くの女性は「住む場所」としての不動産を考えがちですが、実際には「資産」としての側面が非常に重要です。賃貸運用や不動産投資は、長期的な経済基盤をつくる手段になります。給与や結婚に依存しない収入源を持つことは、人生の選択肢を広げるための鍵なのです。
「持ち家」か「賃貸」かの議論を超えて
従来は「持ち家か賃貸か」という二択が議論されてきました。しかし現代の女性にとっては、もっと戦略的に「どう使い分けるか」が重要です。たとえば、都心で賃貸しつつ地方に資産を持つ。あるいは、自分が住まない物件を運用して収益化する。こうした柔軟な発想が、キャリアの自由度を高めていきます。
不動産は「信用」を生む
資産としての不動産を持つことは、社会的な信用にも直結します。銀行や企業との取引において、不動産を保有していることが信頼性を高める要素になるのです。起業や副業を考える女性にとっても、不動産は金融面のパートナーシップを広げる重要なカードとなります。
「女性特有のリスク」と不動産
女性はライフイベントによって収入が途切れるリスクが男性より高い傾向にあります。だからこそ、不動産という長期安定資産を持つことは、キャリアの谷間を補うセーフティーネットになるのです。結婚や離婚といったライフステージの変化にも、不動産は大きな安心を与えてくれます。
「小さく始める」不動産投資
不動産投資と聞くと「大きなお金が必要」と思われがちですが、実際にはワンルームマンションやシェアハウスの一室からでも始められます。女性にとっては、まず小さな一歩を踏み出すことで、資産形成の経験値を積むことができます。
不動産と「ライフデザイン」の相互作用
不動産を持つことで、人生設計は変わります。たとえば、住まいを拠点に副業を広げたり、地方物件を活用して二拠点生活を実現したり。ライフデザインに合わせて不動産を動かすことができるのは、経済的な自立を伴う強さの証なのです。
不動産は「女性同士の共助」にもなる
近年は、女性同士で共同購入やシェアリングを行う事例も増えています。孤立せずに、仲間と一緒に資産を築き合う。これは経済的なリスクヘッジであると同時に、新しい共助のかたちでもあります。
