目次
これまでのコラムでは、
AIONGATEが生まれた背景や、
私たちが大切にしている「共創」についてお届けしてきました。
今回は、AIONGATEの核となる考え方のひとつ、
「魅力は設計できる」
について、お話しします。
この言葉は、AIONGATE代表・長島由利子さんの著書
『魅力のつくり方教科書〈入門〉』の中心にある考え方です。
「魅力を設計する」と聞くと、
「もっと素敵な人にならなきゃいけないの?」
「今の自分に、何かを足していくの?」
そんなふうに感じる方もいるかもしれません。
でも、AIONGATEが考える「魅力の設計」は、誰かのようになることでも、
自分をよく見せることでもありません。
「魅力がある人」は、生まれつき違う?
「魅力のある人」と聞いて、あなたは、どんな人を思い浮かべますか?
見た目がきれいな人。
話すのが上手な人。
自信がある人。
人を惹きつける何かを持っている人。
もしかすると、
「魅力は、生まれつき持っている人と、持っていない人がいる」
そんなイメージを持っている方もいるかもしれません。
けれど、
『魅力のつくり方教科書〈入門〉』では、魅力をただ「生まれ持ったもの」としてだけではなく、
「自分で設計していくことができるもの」として捉えています。
たとえば、同じ人でも、
不安で身体が縮こまり、
呼吸が浅くなっているときと、
安心して、
ゆったりと呼吸をしているときとでは、相手に伝わる印象は違います。
私たちは、何も話していないときでさえ、姿勢や表情、眼差しや動き、
そして聲(こえ・声)から、たくさんのものを相手に伝えています。
だからこそ、
「どう見られるか」だけを変えようとするのではなく、
まずは、
「今の私は、どんな状態にいるんだろう?」
と、自分自身に気づいていく。
そこが、魅力を設計する最初の一歩です。
そして、気づいたその先で、
魅力は、生まれ持ったものだけで決まるのではなく、自分の意識と選択、そして行動によって育てていくことができます。
自分で選び、自分で決め、一歩を踏み出す。
その積み重ねが、
もともと自分の中にある魅力をさらに輝かせ、その人らしい人生を拓いていく。
それもまた、
「魅力は設計できる」という言葉に込められた想いです。
魅力の設計は、「自分を知る」ことから始まる
魅力を設計するうえで、
とても大切なのが「自分を知る」ことです。
自分は、何が好きなのか。
何に心が動くのか。
どんなときに安心するのか。
反対に、
どんなときに力が入り、
どんなときに自分らしくいられなくなるのか。
私たちは毎日の中で、
家族として、
仕事をする人として、
誰かを支える立場として、
さまざまな役割を生きています。
その役割を大切にするうちに、
「私は、本当はどうしたい?」
という自分自身の聲が、少し遠くなってしまうことがあります。
だから、
自分の魅力を知ろうとするとき、
「私の長所は何だろう?」
と考えることだけが大切なのではありません。
「今、私は何を感じている?」
「私は、何が心地いい?」
「本当は、どうしたい?」
そんなふうに、
自分の内側へ問いかけてみる。
それもまた、
自分を知るということなのだと思います。
がんばる前に、自分を「調える」
自分を知ったら、
次は自分自身を「調える」
『魅力のつくり方教科書〈入門〉』では、姿勢や呼吸、
目線や視線、
聲(こえ・声)など、
私たちが普段、何気なく使っているものにも目を向けていきます。
たとえば、
大切な人に会う前。
人前で話す前。
新しいことに挑戦する前。
緊張したまま、
無理に「堂々としなきゃ」と頑張るのではなく、まず、自分の姿勢に気づいてみる。
ゆっくり呼吸してみる。
少しだけ、目線を上げてみる。
ほんの小さなことでも、身体の状態は少しずつ変わっていきます。
身体が調うと、
気持ちにも余白が生まれていく。
その余白が、
表情や眼差し、
聲の響きや言葉にも、
少しずつ表れていきます。
魅力を設計するというのは、
「魅力的に見せるテクニック」を身につけることだけではありません。
自分自身が、自分らしくいられる状態をつくること。
そこから始まるものでもあるのです。
あなたの魅力は、表現されて少しずつ伝わっていく
そして、もうひとつ大切なのが、
「表現すること」です。
どれほど素敵な想いや、やさしさ、誠実さ、経験を持っていても、自分の中だけにしまっていたら、相手にはなかなか伝わりません。
「こんなことを言ったら、どう想われるかな」
「私なんて、まだまだだから」
「もっとちゃんとしてから」
そんな風に、自分の想いや個性を小さくしてしまうこともあります。
けれど、
魅力は、何か特別なものを身につけ、
完璧になってから表に出すものではありません。
自分が大切にしていることを、
自分の言葉で話してみる。
嬉しいときに、
「嬉しい」と伝える。
「私は、こう想う」と、
少しずつ言葉にしてみる。
そうやって、
その人らしさが外側に現れたとき、
初めて誰かが、
「この人、素敵だな」
「この人と話してみたいな」
「この人といると安心するな」
と感じることができます。
つまり、
自分の内側にあるものと、外側への表現がつながったとき、魅力は少しずつ開花していく。
そんな風にも言えるのではないでしょうか。
毎日の小さな選択が、あなたをつくる
「魅力を設計する」と聞くと、
何か大きなことを始めなければいけないように感じるかもしれません。
でも実際には、
毎日の小さな選択の積み重ねです。
今日は、どんな姿勢で人と会おう。
どんな聲で、
「おはよう」と言おう。
この服を着た私は、
どんな気持ちになるだろう。
この言葉は、
本当に私が伝えたいことだろうか。
今、無理をしていないかな。
「本当は、どうしたい?」
そんな小さな問いと選択を重ねながら、
「誰かにどう見られるか」から、
「私は、どう在りたいか」へ。
少しずつ、
自分の軸を戻していく。
その一つひとつが、
自分の魅力を設計していくことにつながっていきます。
誰かになるのではなく、「わたし」がひらいていく
AIONGATEが大切にしているのは、
「もっと魅力的な誰かになること」
ではありません。
自分を知り、
自分を調え、
自分の想いや個性を、
自分らしい形で表現していく。
その先にあるのは、何かを付け足して別人になることではなく、
本来の「わたしらしさ」が、
少しずつ外へひらいていくこと。
だから、
「魅力は設計できる」
今の自分を否定するところからではなく、「今、ここにいる自分」を知るところから、魅力の設計は始めることができます。
もし、
「私には魅力なんてない」
そう感じることがあったとしても、
まだ自分では気づいていないものや、
うまく表現できていないものがあるだけなのかもしれません。
あなたは、
どんなときにいちばん
「自分らしい」と感じますか?
そして、
どんなときのあなたを、
周りの人は
「素敵だね」と言ってくれますか?
そこにもきっと、
まだ自分では気づいていない、
あなた自身の魅力をひらくヒントが
隠れているのだと思います。
次回もまた、
AIONGATEが大切にしていることを、
少しずつお届けしていきます。
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