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私はこれまで、医療や福祉、ファッションやフェムテックといった分野で「女性のキャリアと経済自立」について語ってきました。
近年、注目を集めているのが 宇宙ビジネス です。人工衛星によるデータ活用、宇宙旅行、宇宙資源開発…。かつてSFの世界だったことが、今や現実の産業領域となっています。
この“新しいフロンティア”において、女性の参画はまだまだ少ないのが現状です。しかしだからこそ、女性が参入することで大きなイノベーションが生まれると確信しています。
宇宙ビジネスは拡大する産業市場
宇宙産業は、すでに 50兆円規模 に成長し、今後も急拡大が見込まれています。
人工衛星を活用した通信や気候変動対策、地球観測データのビジネスはもちろん、観光・教育・医療など多分野に波及していくのです。
女性が少ないからこそ“機会”がある
航空宇宙産業は、まだ男性比率が圧倒的に高い分野です。
しかし新しい領域ほど「多様な視点」が求められます。女性の参画が増えることで、生活者視点やケアの発想、社会課題解決型のイノベーションが生まれやすくなるのです。
宇宙データは“地球の未来”を支える
人工衛星から得られるデータは、農業、災害対策、気候変動予測に欠かせません。
これらを扱う人材は、技術者だけでなく「政策・教育・福祉・地域活性」の分野でも必要とされています。女性が関わることで、宇宙ビジネスはより身近な“暮らしのインフラ”に変わっていきます。
宇宙旅行と観光産業の可能性
民間による宇宙旅行の商業化が進み、数十年後には「宇宙観光」が身近になるかもしれません。
観光・ホスピタリティ業界は女性の活躍が多い分野です。宇宙に広がる新しい観光サービスにも、女性の視点は不可欠となるでしょう。
宇宙服デザインに見る“女性視点”
NASAでは過去に「女性用宇宙服が足りない」という問題がありました。
このように、女性視点が欠けると「体格・健康・ライフスタイル」に適応できない設計が生まれます。
ファッション・デザイン分野の女性たちが参入すれば、宇宙での生活や活動の質を高めることができるのです。
宇宙ビジネスと教育・次世代育成
STEM教育(科学・技術・工学・数学)の重要性は広く語られていますが、宇宙ビジネスはその具体的な学びの場となります。
少女たちが「宇宙」を身近に感じ、自分のキャリアに重ね合わせられるかどうかは、教育のデザイン次第なのです。
宇宙と医療・ヘルスケアの接点
無重力空間での人体研究は、骨粗鬆症や筋萎縮など地上の医療にも応用されています。
看護・助産・保健の視点を持つ女性専門職が、宇宙医学に参画する可能性も広がっています。
宇宙は“女性の未来戦略”を拡張する
宇宙ビジネスは遠い世界の話ではなく、私たちの 生活・キャリア・未来戦略を拡張するフィールド なのです。
女性が宇宙産業に関わることで、社会課題解決にも貢献し、次世代に新しい希望を渡すことができます。
今こそ、女性の意思決定の場に「宇宙」という選択肢を加えるべきなのです。
